(Grand Seiko)
日本の最高級腕時計ブランドとして知られているGrand Seiko。
SEIKO自体の時計は非常に安価で売られている為、
時計に興味がない人でも普段使う為に購入する事もあるかと思います。
性能としては間違いないですし、世界規模で考えても
クオーツ式などの電池タイプは日本が最先端であると言ってもいいですよね。
そんな中でもGrand Seikoは電池式だけでなく機械式にも力を入れ
世界の名ブランドに匹敵する腕時計をコンセプトにして製造されています。
今回はそんなGrand Seikoから長く使えるお勧めモデルを厳選してご紹介します。
特に40代、50代になると高級時計がふさわしく
ビジネスシーンでも活躍するので、是非参考にしてみてください。
多くの人が気になるのは、値段やリセールの事。
まず時計を紹介する前にお伝えしておきますが、
価値がある時計と、末長く使える実用性の高い時計は全く別物になります。
例えば1,000万円を超えるような腕時計は、希少であるゴールドや
プラチナなどの貴金属であったり、複雑機構が搭載されていたり
それらは高いブランド力を持ち、選ばれたセレブや資産家にしか
手にする事の出来ない時計である事が多いです。
またそこまで極端に高いものでなくとも、100万円を超える様な
ブランド力の高い高級時計は資産運用として選ばれる事もあるでしょう。
ROLEXが代表的で世界中で需要が高すぎる為、
スポーツモデルなどは常に高騰している状態。
最近ではオーデマピゲのロイヤルオークなども年々高騰していますね。
この様な資産価値が高く、売却する際に高騰せずとも
購入した際の金額に近い形で売れるリセールバリューの高い
腕時計を求める人もやはり多いです。
ですが、基本的に50万円から100万円前後の高級時計ブランドであっても
高値で取引されるのはごく一部ですので、あくまで自分で使い楽しむ事が前提。
Grand Seikoは特に高騰モデルが頻発する事はなく
購入時と同じ額で査定なども難しいです。
ですが、普段から愛用して使うには精度も高く、どんなシーンにもマッチするので、
Grand Seikoはやはり多くのファンに選ばれています。
海外製のギラギラしたモデルなども楽しみとして魅力的ですが、
やはり個人的にも万能なGrand Seikoを1本は所持しておきたい気持ちがありますね。
ではそんなGrand Seikoから精度の高さや長く使える
飽きのこない人気モデルを厳選してご紹介します。
ラインナップも多いので機能が同じであれば様々なカラーバリエーションや
限定モデルが選べるのもGrand Seikoのいいところですね。
まずはSLGH005、王道として知られるGrand Seikoの白樺モデルをご紹介します。
SLGH005は2021年に発表され革新的なメカニカルムーブメントである
キャリバー9S5Aを搭載したハイビートモデル。
36000振動のハイビートモデルで精度の向上、
そして約80時間のパワーリザーブを兼ね備えています。
ケースサイズは40mm、厚さは11.7mm、
ステンレスのケース、ベルトが採用されています。
防水性能は100メートル、日付表示のみ搭載されたシンプルな3針モデルとなります。
そしてこちらのモデルでやはり魅力的なのは非常に美しい白樺ダイヤルです。
白樺林の情景を描写した独特の技法により
見るもの全てを魅了する様な仕上がりになっていますね。
こちらは2021年のジュネーブ時計グランプリ、
メンズウォッチ部門賞を受賞した程の実力を持っています。
間違いなくGrand Seikoの中でも最高峰の出来栄えと言っても過言ではありません。
長年過ごしていく相棒としては非常に使いやすいでしょう。
現時点ではありますが中古市場での流通も少なくリセールバリューも高めと言えます。
続いてSLGA009。
同じ白樺モデルとなりますが、こちらはスプリングドライブ搭載のモデルです。
Grand Seikoは日本の和を取り入れた特別なダイヤルの腕時計を数多く発表しています。
その中でも白樺モデルは先ほど紹介したSLGH005の爆発的な人気により、
多くの人に知られました。
その白樺モデルにスプリングドライブが搭載されたモデルが翌年に発売され、
大変話題となります。
こちらのモデルはケースサイズが40mm、厚さが11.8mm
ステンレスのケース、ベルトが採用されています。
防水性能は100m、メカニカルモデルとは厚さが0.1mm増えただけで
素材やサイズ感に違いはありません。
ムーブメントはこちらもスプリングドライブの新世代である、
キャリバー9RA2が搭載されています。
日差がプラスマイナス0.5秒相当で機械式よりもかなり高精度。
パワーリザーブも約120時間と驚異的なモデルとなっています。
分類としては自動巻きムーブメントに該当しますが
独自のメカニズムにより長く使う事が可能。
ただし機械式と同じ様に3年から5年に1度のオーバーホールは
必要である事は覚えておきましょう。
次はSBGX351。
メカニカル、スプリングドライブと紹介してきましたが
Grand Seikoの強みはクォーツにもあります。
3つのムーブメントからバランスよく高性能な腕時計をラインナップする事で
幅広い需要を抑えていますね。
こちらで紹介するのはそんなクォーツ式のモデルから
2021年に発売された使いやすいシンプルなモデル。
万能でクラシカルな時計として長く使える事は間違いないでしょう。
こちらのケースサイズは37mm、厚さが10mmと
袖に収まるサイズ感となっています。
ケース、ベルトの素材はステンレス、防水性能は100m。先ほどの2本と変わりません。
シャンパンゴールドの文字盤にブルーのスチール貼りが映える仕様で、
こちらはGrand Seikoショップ専用のモデルです。
コスパ面を考えると最初の購入費用も抑えられて長く楽しめるクォーツ式もお勧めですね。
最後はSBGA465。
続いてはスプリングドライブを搭載したモデルである王道定番のモデルをご紹介します。
白樺モデルではどちらも100万円を超える価格帯でしたが、
それよりもスタンダードなモデルだと安価で手に入ることも特徴ですね。
こちらのモデルはケースサイズが40mm、厚さが12.3mmと
白樺より1ミリほど厚いサイズです。
ステンレス製のケース、ベルトに防水性能は100mとなっています。
ムーブメントは現在多くのスプリングドライブで採用されている
キャリバー9R65が採用されています。
パワーリザーブは約72時間、日差はプラスマイナス1秒程で
高性能ではありますが、キャリバー9RA2には劣るところ。
その分値段が落とされており、そこまでの高機能を望まないのであれば
全然問題ない定番として人気ですね。
文字盤はこちらも仕上げが美しいシルバーのダイヤルに
日付表示だけでなくパワーリザーブインジケーターが搭載されています。
全体的にインデックスや針もシルバーで統一されている為
非常に使いやすいシンプルなデザインです。
Grand Seikoのお勧めを厳選してご紹介しましたが如何でしたでしょうか?
購入ポイントは、どのタイプのムーブメントが搭載されている
腕時計を探しているかですね。
クォーツ、メカニカル、スプリングドライブとそれぞれがいいものですので
優劣は決めにくいですが、簡単に使いたいならクォーツですし
機械式メインで楽しみたいのであればメカニカル一択になるでしょう。
個人的にはGrand Seikoを選ぶなら精度の高いクォーツや
スプリングドライブが優勢なのかなとは感じます。
他にも王道や人気の文字盤カラーなどもありますので、
気になった場合は是非、公式カタログから
搭載されているムーブメントに注目して選んでみてくださいね!
それではまたっ!
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