2023年版
今回は久々のカルティエの記事になります。
上品な宝飾系ブランドとして知られるカルティエですが、
昔から腕時計にはかなり力を入れて開発しているのは過去のブログの通り。
レディースだけでなく、メンズのラインナップも多くセンスの良い時計が多いですね。
世界中に男女問わず、カルティエコレクターが多いのも頷けますね。 腕時計は実用性だけを考えると、国内メーカーの電波時計などが使いやすい事は間違いないと思います。 ですがファッションの一部として捉えて、アクセサリーと同等以上に目を引く存在にもなります。 そんな腕時計の中でも、カルティエの様な女性にも人気の高いブランドは話題にもなりやすくお勧めです。 今回はどんなスタイルにも合わせやすく、人気のカルティエのモデルを厳選してご紹介していきます。 定番モデルからなるべく新しく発売されたモデルも合わせて探してみました。 どのコレクションも魅力のあるデザインが多いので、おしゃれ好きな人が必見です。 第7位 ロンド マスト ドゥ カルティエ まず第7位でご紹介するのはロンド マストです。 全体的に丸みを帯びた様なデザインの1本ですね。 ロンドシリーズでは王道モデルとしてロンド ソロが知られていますが、 そのアップグレードされたシリーズという事ですね。 2022年に3サイズ32mm・36mm・40mmの合わせやすいサイズ感で登場、 レザーステンレスがそれぞれ2種類あるので、合計6種類の新しいラインナップが追加されました。 中でも32mmと36mmは長寿命クォーツで使いやすく、40mmは機械式で愛着のわく仕様になっています。 デザインもカルティエらしさがあり、高級感もあるのでドレスウォッチとしてもお勧め出来ます。 こちらで紹介するモデルは、ケースサイズが36mmステンレスのケースに レザーベルトが採用されたモデルです。 ブラックのストラップは動物由来の素材不使用という事で、お肌への配慮もされています。 厚さはわずか7.89mm、日付表示もないシンプルな2針モデル。 アクセサリーのような感覚で使えますね。 リューズと針の色はアクセントでブルーが採用されており、どんなファッションでも 違和感なく誰でも使いこなせるでしょう。 参考価格は約40万円。 搭載されているクォーツも約8年の長寿命とされているので、メンテナンス費用も少ないです。 気軽に良い時計をつけたい、且つブランド力がありおしゃれなモデルをお探しなら、 ロンド マストはお勧めです。 第6位 カリブル ドゥ カルティエ ダイバー 第6位はいまだに根強い人気のあるモデルとして知られるカリブル。 力強いダイバーズウォッチとカルティエ独特のローマ数字デザインの融合モデルで評判も高かったです。 こちらのモデルは2010年スポーツウォッチが流行している最中に突如ラインナップされ話題になりました。 上品でエレガンスなモデルが多かったカルティエがここまで大きくイメージを変えたモデルの発表は初めて。 ただし残念ながら2021年には公式サイトからもラインナップが消え、 現在では廃盤シリーズになってしまいました。 お探しの場合、中古市場で狙うしかありませんが、どんどん希少性は増しているので 価格はお店により大きく変わっています。 こちらで紹介するのはケースサイズが42mm、ステンレス製のケースにラバーベルトが採用されたモデル。 2014年に発売されたモデルで、べゼル・文字盤とブラックで統一され引き締まった印象があります。 他の高級時計とは違い、やはりデザイン性の高さがありブラックでも文字盤は華やかに感じます。 フォーマルには向いていませんが、プライベートやアウトドアにて活躍する おしゃれな時計として唯一無二の存在感ですね。 参考価格は約90万円程ですが、中古市場での取引がメインで 50万円から100万円の間にてばらつきがある印象です。 人とかぶらず自分だけの良いモデルを狙っているならば、並行店を覗いた際には ぜひこのモデルがあるかどうか探してみてくださいね。 第5位 バロンブルー ドゥ カルティエ 続いて第5位はこちらもカルティエで大人気モデルである、バロンブルーがランクイン。
バロンブルーが発売されたのは2007年の事。 当時はレディースモデルとしての登場で、モデル名はフランス語で青い風船の意味があり、 その名前の通りブルーの光を放つ丸みを帯びたリューズガードの中に閉じ込められたデザインが特徴。 そしてケースガラス裏蓋に至るまで、全てがまろやかな局面に仕上げられています。 ローマ数字がメインですし、丸みを帯びたデザインがロンドシリーズにも似たような印象ですね。 独特なデザインから人気の高いシリーズで、最近ではケースサイズなどの バリエーションも増えてきており、選びやすくなっています。 こちらで紹介するのはメンズ向けである、自動巻きケースサイズが40mmのモデルです。 ステンレス製のケースベルトが採用され、ギョーシェ彫り加工が施された シルバーのダイヤルが非常に映えますね。 特徴であるブルーのリューズに合わせて3針もブルーで統一されています。 イメージ的には全体的な仕上がりも、ロンドマストより高級感あるものになっています。 参考価格は約93万円 価格は機能というより、やはりデザインや仕上がりで高くなっている印象です。 ただ、どのバリエーションもかなり綺麗でおしゃれである事は間違いないので 是非見かける機会があれば試着してみてください。 第4位 サントス デュモン 続いてはカルティエの代名詞とも呼べるモデルであり、角型ケースが特徴のサントスです。 定番として長くファンから愛されているモデルで、真っ先に名前が上がるコレクションの一つですね。 そんな中でサントス デュモンは1904年に製造された初代モデルを踏襲したデザインになっています。 デザインとしては通常のサントスとそこまで大きく違う訳ではありません。 サントスは現在のデザインではケースとベルトが一体型の様なデザインがされています。 デュモンはべゼルが綺麗な四角形で独立したデザインがされているのが大きな違いとなるでしょう。 こちらで紹介するモデルはケースサイズが31.4mm厚さはわずか7.3mmの超薄型モデルです。 ステンレスのケースに特徴的なべゼルにはピンクゴールドが採用されています。 ブラックのレザーベルトによりカルティエらしい高級感もありますが、 大人の落ち着いた渋さも併せ持っています。 デュモンだからこその見た目になりますし、ちょっとしたデザインの違いでもかなり印象は変わってきます。 参考価格は約82万円 ここまでの薄さを持った時計も珍しいので、アクセサリーのような感覚で使えますね。 それでいて非常におしゃれなので目を引く存在になる事は間違いないでしょう。 第3位 サントス ドゥ カルティエ 第3位はデュモンと比較してお伝えしていた通常のサントスがランクインしました。 こちらのデザインが大きく変わったのが2018年と最近の事です。 デュモンと同じくべゼルには、8つのビスが打ち込まれたデザインですが、 上下のブレスレットに曲線で繋がる様なデザインへと変更。 これによりサントスの中でもこちらが通常、デュモンが昔のデザインを引き継いだ形になった訳ですね。 ラグスポのような印象もあり現代風へとリニューアルされたイメージでしょうか。 この新しいデザインもかなり定着して人気もあるので、現在でもデュモンと合わせて 多くのバリエーションが登場してきています。 こちらで紹介するのは王道モデルであるケースサイズが35.1mm、 ステンレスのケースベルトに自動巻きムーブメントが搭載されたモデルです。 パワーリザーブは約42時間と控えめですが、防水性能は100mと他のモデルとは違い優秀です。 厚さが8.83mmと自動巻きにしては薄型モデルを維持しているので、かなり装着感はいいでしょう。 カルティエらしい文字盤はそのままに。性能も高まってきているのでお勧め出来ます。 参考価格は約95万円 100万円前後の高級時計はどれも魅力的ではありますが、 カルティエのデザインはその中でも突き抜けている印象がありますね。 ロイヤルオークやノーチラスなど数百万円が当たり前のレベルなので、 それに比べると劣らぬ魅力を持ちながらこの価格帯は選びやすいですね。 第2位 タンク マスト 第2位はサントスと並んでカルティエの代表モデルとも言えるタンクです。 タンクは戦車を意味する言葉、そしてその構図をモチーフにされた腕時計です。 スクエア型なのはサントスと同じですが、タンクは非常にスマートなデザインをしています。 どんなシーンでもつけやすく男女問わず人気が高い事、そしてリーズナブルな価格帯も人気の一つでしょう。 余計な機能はついていないものも多く、文字盤やベルトカラーなどのバリエーションがあり どれも非常におしゃれ、ファッションアイテムの一つとしてワンポイントで 取り入れやすい事から多くの人がタンクを選んでいます。 こちらで紹介するモデルはメンズにもお勧めモデルですが、かなり小ぶりな1本です。 ケースサイズは25.5mm、厚さはわずか6.6mmであるクオーツウォッチとなっています。 これぞタンクといったデザインで仕上げられており、腕元にすっと収まるサイズ感ですね。 いやらしさが全くなく上品なドレスウォッチとしてフォーマルな場でも問題なく使えます。 参考価格は約42万円 機能が高い訳ではありませんが、デザインとブランド力としての価格ですね。 ちょっと良い時計、おしゃれで見た目もよくお手入れも少ないのでサントスと合わせて 非常に使いやすいです。 第1位 サントス ドゥ カルティエ 第1位はこちらもサントスからの1本となります。2022年に発売された新型モデルです。 パッと見た印象だけでも雰囲気がスタンダードモデルと違い、 べゼルから文字盤にかけてブルーのカラーが採用されています。 こちらはラージサイズでケースサイズは39.8mmとカルティエにしては大きめですが、 多くの腕時計はこのくらいのサイズ感ですし逆にちょうどいいかもしれません。 爽やかなブルーがスポーティーな印象を引き立たせており、更にラグスポ感が増した印象です。 ステンレスのベルトだけではなくラバーベルトも付属しており、 クイックスイッチ交換によりすぐに付け替えも可能です。 防水性能は100mと高いですが、ステンレスでサイズアップしている為、重量は144gとやや重め。 搭載されているムーブメントはキャリバー1847MCで、パワーリザーブは約40時間となっています。 性能面では他のサントスと変わりませんが、やはりこちらの魅力は圧倒的にデザイン性でしょう。 色合いの違うブルーのベゼル文字盤、そしてシルバーで仕上げられた
ローマ数字のインデックスのバランスが非常に良いです。
参考価格は約110万円
こちらは限定品になるので、徐々に在庫がなくなっていくかもしれません。
また同じバリエーションでブラックカラーに仕上げられたモデルも非常にいい出来でお勧めです。
今回は、カルティエの定番モデルから最新モデルまでの人気ランキングをご紹介しました。 ローマ数字のインデックスが特徴的で、そのデザイン力の高さからかなりお洒落に見えるモデルばかり。 サイズ感も多くサントス・タンク・バロンブルーなど、
どんどんバリエーションは増えてきている印象ですね。 カリブルの生産終了は残念ですが、ドレスウォッチとしての選びやすさは増しています。 男女ともに人気なブランドである事は間違いないですし、 ロレックスやオメガなど王道の腕時計ブランドとはまた違った魅力があります。 腕元を華やかにおしゃれに着飾りたい場合、カルティエの時計を選んでみては如何でしょうか?
それではまたっ!
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