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執筆者の写真TAKE

mirco TYPE-02

FUKUSHIMA WATCH COMPANY




本日の記事はMADE IN JAPANのニューブランド「mirco」。

2019年のBASELWORLDでデビューした、生まれたての日本の機械式時計ブランドです。


https://mircowatch.stores.jp/


福島の南相馬市に拠点を置く同ブランド。

70年代の腕時計が好きだった代表が機械式時計に拘って制作している様です。

写真の「TYPE-02」を提げてバーゼルデビュー。

基本的にはレーシングクロノグラフをモチーフにして製作されています。

この「TYPE-02」に海外・国内のお客様が好意的な反応を示してくれた事により

日本の時計産業は、もっと海外に対してアピール出来るものだと確信出来たそうです。


“All made in Japan”という、純国産の機械式時計の為に

ムーブメントはグランドセイコーを作っている岩手の雫石から、

文字盤や針は同県北上、革ベルトは浅草の革問屋でレザーから探してステッチや厚みに拘った。

それらを組み立てるのは高い技術力で大手の時計製造を数多く受けている群馬精密。

それぞれの高い水準で作り出されたパーツが組み合わさり生まれる1本の時計は、

今また時計王国としての復活を見せているスイスを目標に

「ありえたかもしれない、時計王国ニッポン」をリブートさせる為、

各地の技術の伝承と職人の育成を目指しているそうです。

1本目であるのに「TYPE-02」の名前の訳は、シリーズ化の為。

現在ではダイバーズタイプの「TYPE-03」もリリースされています。


この「TYPE-02」、ボリューム感あるケースの中に収まるタキメーターと

クロノグラフ、フェイスはシンプルなホワイトから、ブラック、ブルーの個性あるカラーと

素材が5色揃い、さらに5色のベルトのほかに、別色のレザーベルトが1本収められている。

カジュアルダウンした街やアウトドアのお供や、ブラックやディープブルーの

ベルトであればビジネスでもちょうど良い抜け感のあるコーディネートを完成してくれる。


ちょっと大ぶりで豪華なボックスは木目調に緑のスエードで

70年代のアメリカに似合うビリヤード台のイメージだという。

こんな遊び心を携えた、懐かしくそして長く未来を共にできる腕時計、

ありそうでなかったのではないでしょうか?

もちろんパーツの修理やメンテナンスには長い期間で対応し、

世代を超えて引き継いでもらう時計になる事を目指している。

日本のモノづくりやサービスを独自に引き上げる、

筆者もmircoを腕に、“All made in Japan”応援したいと思います。

それではまたっ!

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