破綻した高級腕時計レンタル事業
トケマッチ、事業破綻しましたね。
筆者がトケマッチを知ったのは、約2年ほど前。
おそらくこの事業が始まった頃だと記憶してます。
トケマッチは、高級腕時計を持っているが使用しないというオーナーと、
高級腕時計を買う事は出来ないが、レンタルしたいという客を結びつけるサービス。
オーナーはタンスに眠る高級腕時計を貸し出す事で収入源となり、
顧客は購入する事なく高級腕時計を使用出来るとして、当時話題を集めていました。
筆者としては、レンタルした先でどんな使われ方をして
どんな状況で愛機たちが返却されてくるのかわからない、
ちょっと時計に詳しい人なら、ムーブメントを入れ替えたり、
自分の所有している腕時計を同じ商品をレンタルして、
傷んだパーツのすり替えなんて事も行われるかもしれない。
自分の愛機を見ず知らずの人に弄り倒されるのも不安で仕方ない、
ましてや傷など付こうものなら。。なんて考えてしまう、筆者には無縁のサービス。
オーナーにとってリスクが大きいであろうこのビジネスモデルが成功するのか、
こんなサービス、利用する時計愛好家なんているのかな?なんて、
疑問でもあり筆者なら利用しないなーと思っていました。
しかし需要はあるんですね。。
実際に集まった腕時計の総数は約2,000本だそうで、
オーナーの中にはレンタルに出す為に
新たに時計を何本も購入した人も少なくないのだとか。
そんな中、トケマッチを展開していた合同会社ネオリバースが、
1月31日をもって法人を解散すると突然発表。
オーナー達から混乱の声が上がっている。
突然の発表に、オーナーからは
「貸し出した腕時計が返却されない」という声がネット上で続出。
まあ、返ってこないでしょうね。。
返す気があるなら法人を解散させたりもしないでしょうし、
サイトを見る限り、相談窓口などの記載もない。
返却します、6ヶ月待ってくださいなんて文言もありますが、
レンタル先から時計を回収し返却するのに、そんなに時間かかりますかね?
誠意を見せてるように見せかけて、訴えられない為の時間稼ぎをしてるのでは?
今頃全て現金化されてるんじゃ?なんて思うのは筆者だけじゃないはず。
腕時計を愛し、コレクションしている方々には無縁の話でしょうし、
このブログの読者様の中に、被害者がいない事をお祈りしています。
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