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旅行・出張時の腕時計持ち運びケースについて

Watch Cases for Travels




先日の記事で、筆者は旅行や出張に出かける際に

その期間の長さに応じて時計を複数持ち出す事にふれました。


筆者の様に出先でも色々な時計を使い分けたいと思ってしまう

時計愛好家も多いのではないでしょうか?

筆者が調べたところ、腕時計を持ち運ぶ事が出来るケースや

アイデアがまとまっている情報は少なくかった為、今回はこれまでの

筆者の腕時計人生の中で出会ってきたキャリーケースをご紹介しながら

筆者がどの様にそのケースを使い分けているのかについてご紹介していきたいと思います。

1つ目は腕時計ポーチ。

時計購入時に付属されたり、ブティックでのメンテの際にいただく事の出来る腕時計ポーチです。

正式名称は違うかもしれませんが、ここではポーチという呼び方をさせていただきます。

画像の様なロレックスのポーチはロレックスユーザーの多くの方が持たれているのかと思います。

おそらくこのタイプが最もオーソドックスな腕時計を持ち運ぶポーチではないかなと思いますが、

個人的には最も信頼出来ないものでもあります。

腕時計ポーチのメリットは腕時計1つあたりの占有スペースが少なく

荷物を圧迫する事なく気軽に持ち出す事が出来ますが、 一方で他のケースと比較すると、時計を保護する性能が低いのが大きなデメリットです。 ケースバックが傷つかない様なシートが入っているものもありますが、 時計全体の周りに布が1枚あるだけなので、個人的には非常に心配になってしまいます。 今回ご紹介させていただきましたが、筆者は一度も外で使用した事はありません。 2つ目は腕時計ケースです。 類似のものがいくつか出ていますが、基本的には一つ目にご紹介した腕時計ポーチより かなり信頼性が高く、筆者も1本だけ追加で持ち運ぶ場合はこのタイプを使用することが最も多いです。 ポーチよりもスペースは取りますがケース内で時計は動かないようにしっかりと固定されますし、

ブレスレットとケースが接触しない様な工夫もされています。

細長いものよりは丸型のケースの方が省スペースで使う頻度は高いですが、

万が一の間違いも起こって欲しくない様な時計に関しては細長いものの方が保護力が高いので

こちらを使う方が良いでしょう。 筆者の愛用品として過去記事もございますので、宜しければ合わせて読んでみてください。 MOD ポータブルウォッチプロテクションケース ここからは重度な腕時計愛好家向けの話をしていきます。 自分の腕に1本時計をつけながら時計をプラス2〜3本持ち歩きたいというケースです。 1週間以上から1ヶ月ぐらいまでの出張や旅行に個人的にはお勧めです。 筆者の場合、筆者と妻それぞれのサブ時計を持ち運ぶなんて時にはこちらを使用します。 このカテゴリーにもいくつか選択肢が存在していますが、 その中でも筆者が最もお勧めしたいのはウォッチロールと呼ばれるものです。 多くの場合はレザーで作られている為、価格はこれまで紹介したものと比較して 格段に上がりますが、その分クオリティは高く、使っているだけで テンションが上がる様なケースとなっています。 ウォッチロールにもいくつか種類があるのですが、時計の間に間仕切りがあるタイプが 最も安心できるウォッチロールです。一般的にこの手のケースは 一つずつの枕が左右の仕切りに固定出来る様な工夫がされていて独立して取り外す事が出来ます。

これによって間違えて時計を落下させる様なリスクが最小限に抑えられるのも優れているポイントです。 しっかりと時計を固定すれば保護力という側面においても

十分に高く家で使う様な時計ケースを小さくして持ち歩いている様なものです。 ですが、それなりにスペースは取ってしまうので、どちらかというとこのウォッチロールは

自分の可愛い時計を最高な環境で持ち運んでやりたいと思う方向けでしょう。 これ以上のクラスの方であれば、既にご自身の持ち運ぶ方法が確立している方が ほとんどだと思います。自分の腕に1本腕時計をつけながら時計を更に プラス4本以上持ち運びたいというケースです。 1ヶ月以上の長期出張や旅行にお勧めしたい手法として、ペリカンというケースを使用しています。 (筆者の場合は引越し時に使用してました) ペリカンケースはアメリカで誕生した、耐久性耐水性防塵性に優れた保護ケースで 米軍から映像スタジオ等の各業界のプロフェッショナルに多く採用されている 信頼性の高いケースです。カメラ機材を収納するのに使用される方も多いですね。 ペリカンにはいくつもの商品ラインナップがあるので、腕時計を収納したいと 考えた時に気をつけていただきたいポイントについてお話しさせていただきます。 ペリカンは単純にケースだけで購入するタイプと、フォームありのタイプに分かれます。 基本的に初めてペリカンケースを買って時計を収納する際には、 このフォーム有りのタイプを選択してください。 筆者が使用しているのはペリカンケースの1150HKという型番のもので、 このサイズだとだいたい8本の腕時計を収納する事が出来ます。 ぎゅうぎゅうに詰められていると時計同士がぶつかってしまうのでは?と 不安になってしまうかもしれませんが、少々の衝撃では時計は動かないぐらい しっかりとホールドされているので筆者はこれぐらい詰め込んでるぐらいが ちょうどいいかなと思います。 42mmぐらい同士の時計が隣り合わせになっても問題ありませんし 場合によっては時計を工夫すればクリアランスが十分に取れると思います。 このペリカンのフォームは切り込みがあらかじめ入れられている為、 指で簡単に切り取る事が出来ますし、仮に失敗したとしても再度フォームを購入する事が出来ます。

筆者は横幅2コマ分、縦幅として5コマ分を一つの時計用スペースとして確保し、

切り取ったフォームを時計の枕として使っています。 ペリカンケースはAmazonで購入出来て、7,000円ちょっとの優しい価格設定も嬉しいポイントですね。 今回は複数の時計を持ち運ぶ際のケースについてご紹介してきました。 もし本日ご紹介した方法以外にも、こんなものがあるよだとか、 こっちのケースもすごくいいよみたいな情報お持ちの方がいらっしゃいましたら、 是非教えてくださいねっ

それではまたっ!

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